アクロバット施設「エアーウイング」は大阪府八尾市久宝寺にあります。当施設では、バク転や宙返り、側宙などの難易度の高い技の習得もできます。
今回は、側宙に関するエピソードをお話したいと思います。
両親の目の前で側宙ができ、施設では歓喜の声が
バトントワリングに励んでいる高校生1年生が側宙を習いたいとのこと。そこでわたくし、水野剣が指導しました。現在、彼女が通う高校のチームでは側宙ができるのは1人しかいないそうです。しかもその選手が引退するそうです。そうすると誰も側宙ができる人がいない・・・。
そこでチャンス到来!側宙が出来たら一気にチームの中心です。
彼女は必死で練習をしました。そしてプライベートレッスン3回目。丁度、お父さん、お母さんが様子を見に来た直前に完成したのです。
ヤッター!思わずHigh five!(ハイタッチ)いぇ~い♪
家族そろっての大感動でした。今後はクオリティーの高い側宙に仕上げていきます。
先週まで、悩んで、どうしても分からないと言ってました。
確かに、側宙もいろんなやり方があります。すべての人が同じ体形、筋力、バランス力ではありません。トレーナーである私の仕事は彼女に最適な練習方法を提案し導くことです。
そこで高さを作り浮遊力を得る練習を提案しました。そしたら直ぐに出来たのです。
後日、お母様からご連絡があり、
「ありがとうございます。娘もすごくうれしかったようです。こんなに早くできるとは思ってなかったので、あとはクッションのない所でできるように頑張るそうです」と、お礼の言葉をいただきました。
悩める中学生を後押し
タンブリングに励んでいる中学生。高さ、回転力を更に向上させたいとのこと。
回転とは?宙返りとは?力を生み出すベクトルとは?放物線とは?そのためのトレーニング方法は?
AIR WINGに通い、少しずつ理解しながら成長しています。
先日、こんな質問を投げ掛けられました。
「先生は競技を辞めようと思ったことはありますか?」
どうしてもタンブリング技の完成度が上手く出来ないようで落ち込んでました。
基本の宙返りは、親御さんも周りも認めているほど出来てきたのですが、2回転になると周りと比べて劣っていると感じるようです。 そこで私が選手時代に感じた壁、いろんな苦難を乗り越えた話を少ししました。
どんなことでも続けることが大切です。しかしアスリートは常に自分の限界を超えていくことを継続しなければなりません。本当に難しいことです。 いろんな人が応援してる。やっていることは間違ってないよ!基本をしっかりやった人が最後に伸びるんだよ。
本人もお母さん目に涙を浮かべながら聞いてました。 全力やっているから悔しさがあるですよね。少しでも力になりたいです。
最後に
色んな人、色んなタイプがあり、その人に合った練習方法を伝える事が一番難しいです。
それでも、人に愛される、必要とされるAIR WINGを私は目指し続けます。
気になる方は以下のリンクをクリック
レイアウト:八尾のおにいさん
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